心臓の大きさと形

エックス線には、物質を通り抜ける性質があります。
体を通り抜けるエックス線の量は、筋肉や骨など、物質によって異なるので、その差がフィルム上に濃淡となって現れます。
エックス線撮影では、その濃淡を観察して、臓器に異常がないかを調べます。
胸部エックス線撮影では、心臓は白い影となって写し出されます。
心臓全体が白い影となるため、細かい変化は見えません。
しかし、輪郭がくっきりと写りますから、心臓の大きさや形の変化がわかります。
フィルムを見る際、特に重要なのが、大動脈弓部、肺動脈、左心房、左心室の4ヵ所を結んだ部分を特に丹念に観察することで、心臓のどこに問題があるのかを、推測することができます。
通常、胸部エックス線撮影は、正面からだけか、もしくは正面と側面の2方向から撮影します。



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