心不全が起こるまで

心臓には、働きが低下したときのために、代償という仕組みが備わっています。
まず、最初に起こるのが、送り出す血液を多くするために、心臓を大きくするという変化です。
この状態が心拡大です。
次に、交感神経を興奮させて全身の血管を収縮させて、心臓に戻る血液を増やすようになります。
それでも心臓から送り出される血液量が減少すると、血流の再分配が起こります。
重要度の低い臓器から順に、血流量を減らしていきます。
そして、心臓や脳などの重要な臓器に血液を回すというものです。
しかし、こうした働きにも限界があります。
心臓の働きが低下していき、代償の段階が進むにつれて、さまざまな症状が現れてきます。



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