突然脈拍が速くなって、1分間に200回くらいまで上がります。
脈拍は速いものの、規則正しく打っていて、突然鎮まることも特徴です。
始まったときと鎮まったときを自覚できて、さらに人によっては息をこらえたり、水を飲んだりすることで鎮めることもできます。
発作性上室性頻拍の約半数は、WPW症候群がもとになって起こります。
WPW症候群とは、電気刺激の通り道がヒス束ほかに、生まれつきもう1つある状態のことです。
この副伝導路とヒス束の両方を通って、房室結節に伝わった電気刺激がぐるぐる回って脈拍数が速くなるのです。
これを房室回帰性頻拍といいます。
もう1つの原因が、房室結節回帰性頻拍です。
房室結節に伝導路が2本あって、房室結節をぐるぐる回る電気刺激が繰り返し心室に伝わるので、頻脈が起こります。